お元気ですか?第99号 H,28,1月発行

寒いですね!! 1月21日は「大寒」、1年で最も寒さが厳しい季節と言われています。冬は天然の冷蔵庫に入っているようなもので、身体も心も冷えて固くなります。冬こそ身体と心のメンテナンスが必要ですね! 例えば体のメンテナンスは、ストレッチ・ウオーキング・深呼吸など。心のメンテナンスとしては、例えば、あえて冬に明るい色の服を着るとかすると、心が晴れやかになり、気持ちが変わって、心も緩み、ゆったりと冬を過ごせるかも…。

これは、「川村妙慶」さんの著書、「いのち輝く365日」に出ていたお話です。この本は、季節のうつろいを心と身体で感じながら、毎日を大切に生きるための一日一つの「言葉の贈り物」という内容で、365日分の法話 が書かれています。新春一番、京都で講演を聞いてまいりました。川村妙慶さんは、フリーアナウンサーで真宗大谷派の僧侶でいらっしゃいます。京都市正念寺在住(福岡県出身)、ご自身のブログ(日替わり法話)が有名でご存知の方もいらっしゃるでしょうか? お話はご自身の生い立ちから、どうして僧侶とアナウンサーという職業に就くことになったのかということまで、とても軽快なアナンウンサーらしい口調で、また時には感動を交えて進められました。そして印象に残った話は特にふたつ。

一つ目は、「思い切って」違う自分を発見し、人生を変えましょうというお話。

悩みを持つ方の共通点は、白黒と答えを求め、悪いのはあの人と結論付けること。「人生の中で答えを持たない」ことが悩まずに生きられるコツであり、「性格が病気を作る。」ということでした。

「これはこうだ」「あれはこうに決まっている」「私はこれで生きている」と自分で心に決めごとを作ってしまったら、自分を変えることはできず、今まで執着していた「一つの思い」を断ち切ることで、視野も広がり人生が変わっていくのだそうです。

そして二つ目は、「あなたはあなたになればいい。」「これからがこれまでを決める。」というお話でした。現在の自分は過去の集大成。どんなに後悔しても人生のやり直しはきかないけれど、これからどう生きるかによって過去の意味が変わってきて、これでよかったのだとうなずけるようになるというお話です。

僧侶の方のお話だけあって、何か説得力があり、心が洗われる感じがして、大いにうなずきながら聞いてまいりました。煩悩を払ってこんな生き方ができたらとしみじみ思いました。

さて、最初に体が冷え固まるという話がありました。たまたま私が学校薬剤師をしている学校で体力向上がテーマの会合があり、用意したその資料の一つに「適度な運動10の効果」というのがありましたので、参考にしてください。

運動っていいことづくめですね!! 運動!と構えるのではなく、何気なくちょっと遠くの店まで歩いて買い物に行くとか、エスカレーターでなく階段を上がってみる、座りっぱなしでなくときどき立って、首や手をまわしてみるなど、ちょっとした動きを習慣づけてそれを続けることが大事。朝起きて顔を洗うような当たり前の習慣にできたらしめたものですね!! 「朝起きて 一杯の 暖かい松寿仙」 これもまた健康の秘訣です!!

 

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